社会状況の変化から食材などの宅配需要が高まっているが、2ｔ車宅配ドライバーの確保ができず、ニーズに合わせた配送コースの増加が進まない状況。
また、配送商品も飲料・米など、重量物の需要が多く、経験者もしくは、比較的若手の人材採用が求められていることで、より一層、採用のハードルが高くなっている。
ユーザーの需要に対応し、売上を拡大するのために、ドライバー確保が急務だった。

これまでは、自社雇用・派遣利用ともに2ｔトラック以上の経験者のみを人選基準としていたが、普通乗用車を日常的に運転しているレベルの人材を新たな人選基準とすることで、人選の窓口が広がり、人員を確保することができた。
また、通常よりも長く同乗研修期間を設け、未経験から育成することで、派遣先担当者とのコミュニケーションが増え、独り立ち後も困ったことなどの相談がしやすくなり、円滑な人間関係を形成することもできた。同時に派遣先企業に対するロイヤリティも生まれ、長期就業にも繋がっている。