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交通誘導員のバイト|仕事内容や採用に向いている人の特徴を紹介

交通誘導員のバイト|仕事内容や採用に向いている人の特徴を紹介

道路での交通誘導や工事現場での車両誘導、さらにショッピングモール等での交通誘導など様々な場面で必要な交通誘導の警備員ですが、交通誘導員を採用したい担当者の方の中で下記のように考えている方も多いのではないでしょうか?
「急に交通誘導の警備員が必要になったけど費用が高くて困っている」
「交通誘導警備員の人材不足でずっと悩んでいる」

このような方にお勧めなのが、「交通誘導のバイトを雇う」ことです。
バイトなら、正社員に比べて人員調整がしやすく人件費も抑制しやすいなどのメリットがあります。

この記事では、交通誘導員のバイトの仕事内容や誘導員の確保がなぜ難しいのか、さらにバイトを採用する理由や交通誘導のバイトが向いている人などの内容について説明していきたいと思います。

目次

交通誘導員バイトの仕事内容

- 道路での交通誘導

- 工事現場での車両誘導

- ショッピングモールやイベント会場での交通誘導

交通誘導員の配置が必要な理由

なぜ交通誘導員の確保が難しいのか

- 費用が高い

- 有資格者しか行えない業務がある

交通誘導員の確保にはバイトを採用するのがおすすめ

交通誘導員バイトが向いている人の特徴

まとめ

交通誘導員バイトの仕事内容

交通誘導員バイトの仕事内容

そもそも交通誘導員のバイトはどのようなことをするのでしょうか?
交通誘導の仕事内容は主に以下の3種類があります。
● 道路での交通誘導
● 工事現場での車両誘導
● ショッピングモールやイベント会場での交通誘導
それでは、それぞれの仕事内容について詳しく見ていきましょう。

道路での交通誘導

まず一つ目が、道路での交通誘導です。名前の通り、道路で行われる工事の際に交通誘導を行います。道路での交通誘導には「一部区間の道路全体を通行止めとする場合」と「片側通行の場合」と2種類に分かれます。

 

一つ目の「一部区間の道路全体を通行止めとする場合」は、現場に通行止めの看板などを配置し、進入してくる車に合図を送り停止を促したり迂回路の説明などを行う業務です。

「片側通行の場合」は、通行止めの道路に進入してくる車を交互に停止させ、渋滞が発生しないよう車の進行を誘導する業務です。

現場のほとんどは一般道路ですが、高速道路や有料道路の現場もあります。このような道路工事は交通量の少ない夜間や深夜帯に行われることが多いため、夜勤となる場合もあります。

工事現場での車両誘導

二つ目が、工事現場での車両誘導の業務です。

具体的な業務内容としては、建物の工事現場周辺において一般車両や歩行者が安全に通行できるよう、適切な誘導を行います。工場現場での車両誘導は、「工事現場の敷地への出入り口」と「敷地内」で車を誘導します。

大型の物資を積んでいる工事車両が現場を出入りする際に、車両の死角に当たる場所に人や車、障害物などが無いかを確認し、安全に出入りできるようバックで誘導する等の業務を行います。

 

また、工事現場の周りを通行する一般の歩行者や車がいる場合にはそちらを優先しながら安全に工事車両を誘導することが求められます。

また、現場に出入りする工事車両を安全に配慮しながら適切な向きで敷地内まで誘導するという仕事もあります。

ショッピングモールやイベント会場での交通誘導

三つ目は、ショッピングモールやイベント会場での交通誘導です。ショッピングモール等で「歩行者の安全を確保するための誘導」と「駐車場での誘導」の2つを行います。具体的に交通誘導員が配置されるのは、駐車場の出入口と駐車場内などです。

「歩行者の安全を確保するための誘導」では、歩道を通行する歩行者の安全確保を行うために駐車場を出入りする車を停止させ誘導します。

 

「駐車場での誘導」では、車が安全に駐車できるよう歩行者に配慮しながら誘導します。満車の場合は看板を掲げるなどして、渋滞が起こらないような配慮を行います。

ショッピングモールやイベント会場の周りは車や歩行者の行き来が激しく交通事故のリスクが高いエリアなので、歩行者の安全を守り車を円滑に往来させるため、警備員の存在はとても重要です。

交通誘導員の配置が必要な理由

交通誘導員の配置が必要な理由

それではなぜ交通誘導員の配置が必要なのでしょうか?

交通誘導員の現場は道路や工事現場が多いと説明しましたが、道路や工事現場の作業では重機や大型車両が行き来するため危険がつきものです。そこで働く人たちだけでなく、道路や現場周辺を行き来する近隣住民のためにも安全確保は必須となります。とくに学校などが近くにある場合は子どもの行き来が多くなるため交通誘導は非常に重要です。万が一の事態が起こらないよう、交通誘導員の必要性がとても高くなります。

ショッピングモールやイベント会場などは、上記でも述べましたが、車と歩行者の往来が激しく、接触事故のリスクが非常に高くなります。とくに土日などは人が多く、車も人もお互いの存在に気づくことが難しい場合も多いため、誘導員の存在はとても大切です。

 

このような理由から、交通誘導員の配置は道路や工事現場、商業施設などで必要とされています。

なぜ交通誘導員の確保が難しいのか

なぜ交通誘導員の確保が難しいのか

交通誘導員の確保は難しい状態になっていますが、なぜ確保が難しい状況に陥っているのでしょうか?主な理由は下記の二つです。
・費用が高い
・有資格者しか行えない業務がある
それでは順番に解説していきたいと思います。

費用が高い

まず第一に、交通誘導員の確保にかかる費用が高いことが挙げられます。そもそも警備業界全体として人手不足が叫ばれており、そうなると交通誘導員も募集が難しい状況となっています。そのような中で交通誘導員を確保しようとすると、場合によっては地域外からの労働者を確保しなければならない場合も出てきてしまいます。その結果、交通費や手当など、合計の費用がとても高くついてしまいます。

人材不足により交通誘導員の市場価格も高騰が予想されており、遠方から労働者を確保しようとするとさらに交通誘導員の労務費との乖離が出てきてしまいます。このように確保のための費用が高くついてしまうことが交通誘導員の確保が難しい理由の一つです。

有資格者しか行えない業務がある

二つ目として挙げられるのが、警備業法により有資格者しか行えない業務があるということです。例えば高速道路や自動車専用道路における工事等において交通誘導を行う場合は、警備業法で制定されている国家資格である「交通誘導警備業務検定」という資格をもつ有資格者1人以上を配置しなければなりません。このような有資格者が必要な場合は誰でも雇えるわけでは無いため、さらに人材確保が難しくなります。

この警備業法に違反すると「研修実施の指導」や「再発防止対策の報告書の作成」といった「指示」が出たり、最悪の場合は「営業停止処分」や「指導教育責任者証の返納命令」「罰金」といった罰則が課されます。

交通誘導員の確保にはバイトを採用するのがおすすめ

交通誘導員の確保にはバイトを採用するのがおすすめ

交通誘導員を確保したい場合、バイトを採用するのがおすすめです。その理由として挙げられるのが、バイトは繁閑に応じて人員調整がしやすいためです。繁忙期だけ短期で募集したりと必要な時間だけ働いてもらうことができます。短期的なニーズに臨機応変に対応できる柔軟さがメリットだと言えます。またバイトを雇うことで全体の人件費を抑えることもできます。

バイトを採用する際には自社で直接採用をする場合と、人材 会社などから紹介してもらう場合がありますが、後者の方が採用にかかる手間が少ないので、人手不足ですぐに採用したいという方にはお勧めです。

 

ここで注意したいのが、派遣会社が人材に警備業務を行わせることは法律で禁止されているため警備業と一般的な派遣は異なる業種である一方で、誘導員として働くスタッフに対して「派遣」という言葉が使われることもあります。一般的な「派遣」の概念と、警備業における「派遣」は意味が異なります。

交通誘導員バイトが向いている人の特徴

交通誘導員バイトが向いている人の特徴

では最後に、どのような人材が交通誘導員バイトに向いているのかを解説していきたいと思います。

 

まずは、「体力に自信のある人」が挙げられるでしょう。

体力に自信がなくても、体力に大きな問題がなければ務まります。もちろん真冬や真夏に外で長時間警備をするのは大変ですが、体力に問題のない人ならば乗り切れるでしょう。

また「まじめな人」も交通誘導員バイトに適していると言えます。

交通誘導員は多くの人とコミュニケーションを常に取り続けるような業務ではないため、人付き合いが苦手でも問題なくやっていくことができます。こつこつとまじめに誘導をし続けられる人がこの仕事に向いているでしょう。

また「瞬時に冷静で的確な判断ができるかどうか」もとても重要です。交通誘導の現場においては研修では習っていないような例外的な事象が起こることが多々あります。そんな場合においても、周りの物事をしっかりと冷静に判断をし、適切な対応ができるかどうかは交通誘導員の重要な要素だと言えます。

さらに「車の運転感覚が身についている人」も交通誘導バイトにぴったりです。車の誘導をすることが多いため、この車とあの車はあの幅ですれ違うことができるか?歩行者とぶつかったりしないか?という感覚を持っていると誘導するさいにスムーズに行うことができます。運転免許証の有無ではなく、学習したり考えたりすれば身に付く感覚です。

 

一方でどんな人が交通誘導員に向いていないかというと、「ルールに従えない、遵法 意識が低い人」です。交通ルールなどに普段から従えない方は誘導もうまくできません。また交通誘導員は警備業界の一部でもあるため、礼節や上下関係を軽視する方には向かないでしょう。また、交通誘導員の仕事を甘く見ている人は交通誘導員に向いていないといえます。「ただ立っているればいいだけ」といった誤った認識を持って働き始めると、その仕事の大変さにすぐに辞めてしまう可能性が高いと言えます。

まとめ

交通誘導員のバイト

交通誘導員のバイトについて紹介してきました。交通誘導員を確保したい場合、バイトを採用するのがおすすめです。その理由としては、バイトは繁閑に応じて人員調整がしやすい、バイトを雇うことで全体の人件費を抑えることもできるなどが挙げられます。

 

バイトを採用する際には自社で直接採用をする場合か、人材 会社などから紹介してもらう場合があります。もしも人手不足ですぐにでも人員が欲しい、もしくは急に交通誘導員が必要になった、といった場合は人材 会社に依頼することを お勧めします。

 

なかでもフルキャストアドバンスは警備業創業45年のノウハウに基づいた教育と訓練を受けた「防犯」と「防災」のプロフェッショナルであり、有資格者も多数在籍しているため安心して紹介してもらうことができます。ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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