アパレル販売に強いおすすめの派遣会社5選|派遣求人のメリットや方法も解説

アパレル販売のなかでは、派遣を活用してスタッフを充実させたいと考えるところもあるかもしれません。とはいえ、派遣ではいったいどんな人材が来るのか、店の経営として成り立つのか不安になることもあるでしょう。今回は、アパレル販売に強いおすすすめの派遣会社を5つご紹介します。また、派遣求人のメリットや方法も解説していきますので参考にしてみてください。
目次
- フルキャストホールディングス
- 派遣なび
- リクルートスタッフィング
- iDA
- スタッフブリッジ
- 費用で選ぶ
- 研修の充実度で選ぶ
アパレル販売に強い人材派遣会社5選
ここではまず、アパレル販売に強い人材派遣会社を5つ紹介していきます。5つの人材派遣会社それぞれの特徴やおすすめポイントも解説していきますので参考にしてみてください。
フルキャストホールディングス
引用:フルキャスト
すべての人の「輝ける場所での活躍」をサポートすることを使命とするフルキャスト。会社の柱を短期人材サービスとし、この分野で成長を遂げました。物流、倉庫内作業、引越、製造、飲食、セールスプロモーション、コールセンターなどの分野に加え、オフィス分野での人材ニーズにフレキシブルに対応していることが特徴です。さまざまな分野で働けることが魅力といえるでしょう。
フルキャストでは、働きたいものの家庭の事情などで勤務時間が限られてしまう女性や、体調の関係で短時間しか働けない高齢者でも可能な職種、働き方を提供しています。このため、登録者には主婦層も多く、店側にとっては経験者を得られるチャンスといえます。アパレルの場合、販売関連よりも倉庫整理などの業務が多い傾向ですが、販売関連の求人もゼロではありません。
派遣形態 | 人材紹介・人材派遣・外国人材派遣・雇用支援サービス |
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対応エリア | 全国198拠点 |
登録スタッフ数 | 7,770,000人 |
派遣なび
引用:派遣なび
派遣なびはアパレル・ファッション業界の求人に強い派遣会社です。人気のブランドや、ハイブランドなどの求人もありますので、アパレル業界の中でも特に販売で働きたいという方に活用されている人材 会社です。給与前払い制度や資格取得支援など、快適に働ける各種フォロー制度で登録者からの人気を得ています。
さらには、提携する美容室やネイルサロンでお得なサービスも受けられますので、常に身なりを整え、アパレル業界で働きたい方にも安心です。また、子育てを支援するシッターサービスもありますので、子育て中の方も登録スタッフとして活躍しやすい環境が整っています。
派遣形態 | 人材派遣・紹介予定派遣 |
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対応エリア | 北信越・関東・東海・関西・中国四国・九州・沖縄 |
登録スタッフ数 | 未公開 |
リクルートスタッフィング
引用:リクルートスタッフィング
株式会社リクルートホールディングスが運営する人材派遣子会社で、グループ内の派遣業務の中核を担っているといっても過言ではありません。アパレル・ファッション販売やジュエリー販売の求人が多く、働く場所も路面店、百貨店、専門店と豊富です。国内・海外の有名ファッションブランドの各店舗が中心となっているため、身近なファッションブランドや憧れのファッションブランドで働くチャンスをつかみたいと登録するスタッフも多数います。
求人数が豊富であることに加えて、経験の浅いスタッフも積極的に採用し、研修やキャリアの支援体制も整っているのが特徴です。このため、アパレル業界での経歴が短い方も多数登録しています。経験値にこだわらず、優良な人材が欲しいという販売店には最適な派遣会社といえます。また、人材の研修も会社が行うため、店側での研修の手間が省けるのも利点です。
派遣形態 | 人材派遣・紹介予定派遣 |
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対応エリア | 全国(アパレルは東京、大阪、福岡が多い) |
登録スタッフ数 | 約1,040,000人 |
iDA
引用:iDA
アパレルやファッションの求人をメインに扱う派遣会社です。おなじみのハイブランドから、デザイナーズブランドなど豊富な求人量が魅力で、スタッフ側としては働きたかったブランドで働くチャンスをつかめる派遣会社といえます。期間限定の募集など短期での求人も多いため、期間限定で働きたいという登録者が多い傾向です。学生を対象とした求人も豊富にそろっているため、アパレル販売を学びたい学生も多いようです。
業界未経験者には実践的なトレーニングやフォロー体制も充実。さらに、派遣先での社員化や店長昇格者を毎年多数輩出しており、キャリアアップを狙うスタッフもいます。
店側にとっては期間限定のスタッフが欲しい、夏休みや冬休み時期のセールスタッフを確保したい時などに活用しやすいといえるでしょう。
派遣形態 | 人材派遣・紹介予定派遣 |
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対応エリア | 全国各地 |
登録スタッフ数 | 6,000名 |
スタッフブリッジ
引用:スタッフブリッジ
ファッション業界に精通している人材派遣会社です。世界中のブランドとパートナーシップを結んでいることもあり、求人数は豊富。国内外問わず、さまざまなブランドの求人があります。「長く働きたいアパレル派遣会社No.1」に3年連続で選ばれており、高めの時給設定、交通費の全額支給、給料の前払いOKなどが魅力です。さらには、乳がん・子宮がん検診も無料で受けられるなど女性に優しいサービスも充実しています。
優良なスタッフが多く在籍していますので、長期的に働くスタッフを探しているという販売店はこの会社の活用がおすすめです。
派遣形態 | 人材派遣・人材紹介 |
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対応エリア | 全国に対応 |
登録スタッフ数 | 5000人 |
アパレル販売で派遣を依頼する流れ
アパレル販売で派遣を依頼しようと考えている方に向けて、ここではアパレル販売を派遣で依頼する流れを詳しくご紹介します。派遣依頼から実際に働いてもらうまで順を追って説明していきます。
1. 求人依頼
気になった派遣会社に見積もりを依頼し、派遣社員の時間単価や期間内の契約金額を確認します。
2. 人選
依頼をする派遣会社が決まったら、派遣してもらいたい人材のスキルや経験などをもとに、派遣会社が人選を行います。
3. 紹介・顔合わせ
条件に合った人材を会社側へ紹介し、顔合わせを行います。基本的には、派遣会社のスタッフと求職者、求人側の3者で行われることが多いです。
4. 契約
人材の採用が決まったら派遣会社との契約をします。契約後に就業まで期間がある場合や、採用側が希望をした場合、特に未経験者であれば事前に研修を行う派遣会社もありますので、確認しておきましょう。
5. 就業
全ての契約が取りまとめられ、スタッフの研修などが終了すればいよいよ受け入れ開始となります。
派遣会社を選ぶポイント
派遣会社を選ぶ時、ぜひおさえておいていただきたいポイントが2つあります。ぜひこのポイントを念頭において人材派遣会社を選んでみてください。
費用で選ぶ
人材派遣を依頼すると、初期費用(イニシャルコスト)と継続費用(ランニングコスト)が発生します。人材派遣においては派遣先が支払う採用コストはほとんど発生しませんが、派遣社員が業務に使用するパソコンや制服などの備品の購入代などはかかる場合があります。
また、派遣会社へのマージンや派遣社員の給与などを含めた派遣料金が継続費用として必要です。マージンの平均は約30%と言われていますが、マージン率が高いからと言って決してマイナス面だけがあるのではなく、その分サポート体制が充実していることが伺えます。そのため、派遣料金が派遣会社のサービスと見合っているかどうかはチェックポイントになると言えるでしょう。
研修の充実度で選ぶ
人材派遣会社によっては、就業の前に社内で研修をしてくれるところがあります。研修の内容としては、基本の接客はもちろん、アパレルの専門用語など、アパレルで働くならば誰しもが知っておきたい知識や技術です。とはいえ、人材派遣会社によって研修に時間をしっかりと割くところもあれば、数時間のみのところ、さらには研修自体を実施しないところもあります。
自社での研修の手間を省きたい、なるべくすぐに働いてほしいと考えているのであれば、研修の充実度もチェックしておきたいものです。
アパレル販売を派遣求人するメリット
アパレル販売で派遣求人するメリットについてご紹介します。アパレル販売を派遣求人するメリットは2つあります。
1つは人件費の削減です。正社員の妊娠・出産で短期的な人手不足に対応したい、POPUPなど期間限定で人手が欲しいという場合には、正社員を雇うよりも派遣を依頼したほうが人件費は圧倒的に節約できます。
派遣人材の社会保険加入や、給料計算も派遣会社で行うため、依頼側の会社は派遣スタッフに対する事務手続きの必要もありません。こうした手続きにかかる人件費もおさえられるため、結果としてコストの削減につながることになります。
もう1つは、優良な人材を短期間で見つけられるという点です。特に正社員の代わりを補充したい、ハイブランドであり、ブランド名を傷つけられないという場合には、なるべく優良な人材を自社で育てずに確保したいものです。
人材派遣会社にはキャリアのある人材もたくさんいるため、短期間で優良な人材を確保できるというメリットがあります。
アパレル販売を派遣求人するときの注意点
アパレル販売を派遣求人する時には注意しておくべき点が2つあります。
1つは派遣依頼の費用が発生するという点です。例えば、アルバイトを自社で雇った場合は時給1,300円を純粋に支払います。一方、人材派遣を活用した場合、とある人材派遣会社が行った職種別平均時給(関東版)を参考にすると、時給を1,900円程支払わなければならず少し割高になってしまうこともあるのです。
ほかにも、派遣会社への報酬などもあるため結果として支払う費用は多くなります。また、派遣会社によっては人材の質によって時給を上げるように依頼してくることもあります。派遣会社への報酬などは削減できないため、人材へ支払う給与についてはしっかりと双方で相談し、適正な費用で決定するようにしましょう。
もう1つはブランドに対する愛着の問題です。やはり、アパレルではブランドへの愛着、帰属意識は売り上げや接客にも直結します。いくら接客スキルが良くてもブランドに対する愛着などがなければじゅうぶんな力は発揮されないといえるでしょう。
そのため、スキルのみならず自社アパレルに対する思いなどもあらかじめ知っておくようにすると、採用後のミスマッチを防げます。
まとめ
アパレル業で人材を確保するには、人材派遣会社を活用することがおすすめです。とはいえ、人材派遣会社を活用すればコストを抑えられる一方で、派遣料が発生することと、ブランドに愛着のないスタッフが来てしまうと接客が上手くできないというトラブルが起こりえることは留意しておきましょう。
自社にマッチしている、あるいは自社が求める人材を派遣してもらえるような派遣会社を選ぶことが、非常に重要になってくるのです。ただし、最近ではアパレル販売に特化した派遣会社も増えてきているため、選択肢は幅広いといえます。これらを踏まえたうえで、自社に合った派遣会社を選んでみましょう。